このグラスの歴史を遡ると、「Aino Aalto (アイノ・アアルト)」によって1932年、カルフラ社のデザインコンペのためにデザインされた「ボルケブリック」に辿り着きます。
その後、いくつか製造元や呼び方を変えて、現在でもイッタラ社から販売されているロングライフデザインのグラス。ご存知の方も多いかと思います。
こちらはその様々な製造元の変化の中、1983年〜1990年代にリーヒマエンラシで製造されていたと思われるヴィンテージタンブラーです。現行品とヴィンテージ品の大きな違いは、現行品は内側に段差が無いのに対して、ヴィンテージは内側に凹凸の波状のガラスの段差を感じることができること。ガラスの継ぎ目が側面2カ所に見られること。そして、底面が現行品よりも薄い作りになっている点などがあります。
長い歴史の中で様々な変化を遂げてきたアイノシリーズですが、イッタラ社ではない工場で作られていた時間を感じ取りながら、ヴィンテージ品ならではの良さを楽しむことができるガラスだと思います。
クリアカラーとして作られていますが、太陽光に当たると全体的に薄い水色のようなカラーをしています。現行品との魅力の違いは、この時代にしかないクリアガラスのカラーが大きいと思います。
製造時に生じたと思われるガラスのヨレや小さな気泡、2カ所の継ぎ目のズレ、底面の小さなヨレ、小傷などは見られますが、使用による目立った傷や欠けはなく良い状態だと思います。
デザイン:アイノ・アアルト / Aino Aalto
サイズ:径7.cm 高さ9cm
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ヴィンテージ商品は数十年前に製造され、実際の家庭等で使用されていたものがほとんどです。当店では、使用感による細かな傷、経年変化、製造工程時の技的な状況などは、ヴィンテージ商品そのものの魅力のひとつと捉えております。購入してくださる皆様には、長年に渡り愛され使われてきたことによる傷や変化等もヴィンテージが持つ魅力に含めていただき、その強さや美しさに想いを馳せていただければと考えます。経年によるキズ、汚れなどヴィンテージ品の特性をご納得の上、ご注文頂きますようお願いいたします。